誰も一人では生きていけません。
私たちは自分以外の全ての人、あらゆるものとの繋がり、相互に関わり合って初めて存在しているのです(相互存在、インター・ビーイング)。
ティク・ナット・ハン著「和解 インナーチャイルドを癒す」
(第一部ー2”我は祖先なり、我は子孫なり”より)
先月「まほろ座MACHIDA」のライブへ、
お友だちに誘われて行ってきたのがきっかけで「キンモクセイ」というバンドのボーカル伊藤俊吾さんと、飲み🍺の席でお話させていただく機会がありました。
伊藤さんはサザンオールスターズを聴いたのがきっかけでギターを弾き、歌うようになった(ざっくりですみません💧)とお話してくださったのですが、
持って生まれた音楽の力とはこういうことなのだなぁなんて感じていました。
私のことを知人が紹介してくれた後で、
私が昨年母を亡くしたこと、思春期の頃は母が長期入院していてあまりそばにいなかったことなどかいつまんで話すと
「どうやって孤独を乗り越えてきたの?」
と伊藤さんが私に尋ねるので、
なんだか不思議な感じでしたが
「俺も一人になるから、そのへん聞いてみたくて」(まほろ座のライブにいらっしゃった方はそのお話ご存知ですねー)とのことでした。
話しながら、
中学三年の夏休みに母が精神科の閉鎖病棟へ連れていかれる時の場面がふと出てきました。
母の着ているノーズリーブの花柄のワンピースは、一週間以上着っぱなしだったからくちゃくちゃで、頭もぼさぼさで、
頬の辺りには髪の毛がくっついててやまんばみたいな風貌で、
私の方を振り返り
「祥子、助けてよ」と言うのです。
14歳の私はどうすることもできず、
男性の職員に両脇を抱えられるようにして
閉鎖病棟の鉄格子のドアの中へと連れていかれる後姿を見送るだけでした。
ある日それを鮮明に思い出し
「私はこの人に、愛されたかったんだ」と、
その時の感情をはっきりと思い出したことがあったのを、伊藤さんに話しながらそこで言葉が詰まってしまったのですが…
すみませんと私が言うと
「いつ泣くのかなと思ってた」と、心配そうにちょっと笑ってそう返してくれました。
当時は
「私は孤独だ」と何度も感じていたけれど、
振り返るといつも誰かしら、
支えてくれる人がいたことに大人になってだいぶたってからそう気が付いて、
心がとても軽くなりました🍀
誰かが近くにいる。
目の前に大切な人がいる。
今こうしていても、離れていても気にかけて電話をくれる人もいる。
亡くなった母だって私の胸の中に今も生きている。
「孤独という感覚は自分自身が作り出したもので、今在るものに目を向ければ
沢山の存在に支えられていることに気付いたし、だから孤独ではないと気付いたし、
伊藤さんもきっとそう❤」とお応えしつつ、この日のこの場も、
ご縁だなぁなんて感じていました。
出会う人すべて、
そして知らない人でさえも、
全部が互いに影響し合うなかで
私が今ここに在ることの尊さとか、
内に秘めた自分にしかない光を、それぞれの人がそれに気付いて輝かせることが、
この世界全体の幸福や豊かさに繋がっていくんだろうなぁ🌏と感じた、
良い飲み会でした🍀
何かを成し遂げるでもなければ
私には存在する価値がないと不安がっていたこともあったけどそうではなくて
私もこの宇宙に祝福されて、
今こうしてちゃんと生きている。
それは全ての人に、言えること👍
あなたの内なる光が、キラキラと輝きますように✨
キンモクセイの皆さん、
https://www.facebook.com/kinmokusei.fp/?epa=SEARCH_BOX
伊藤さん、
次のライブも楽しみにしてます~♪
今月3月25日月曜夜19:45~20:45、
湘南台ヨガ部☆ムムクシュ
「マインドフルネスヨガと瞑想」
のクラスを開催予定ですー。
インター・ビーイングや「無我」についてもお話できたらいいなぁ🍀
お申し込みは下記URLよりどうぞ☆
https://www.itsuaki.com/yoyaku/webreserve/storesel…
今夜はこれから多摩センターのマグレブエストさんでコンディショニングヨガとエナジーフローヨガの2クラス担当しております🙂
会員の皆様ご都合よろしければいらしてくださいねー