「無畏(怖れのないこころ)」と 新しい時代へ

「怖れは人生を損ない、人を惨めにします。
溺れる者が浮いている物などなら何でもつかもうとするように、
私たちは物や人間に執着します。
無執着の実践を行い、それによって得た智慧を人に伝えれば、それは無畏(怖れのない心)という贈り物になります。
すべては無常です。
どんなに求めても対象は去っていくでしょう。それでも幸福になることはいつでもできるのです。」
ティク・ナット・ハン著/怖れ 心の嵐を乗り越える深い智慧

"怖れのない心(無畏)という贈り物"より

先月の春分の日がちょうど満月で
”手放す”ことに最適なタイミングである満月と

一つのサイクルの始まりの日である
春分が重なった今年の3月。

”手放す”ことから始まった新たなサイクルは
今月4月に入って、
いよいよ新しいことをスタートさせていくのに良い時期になるようです。

新学期、新しい環境、新たな関係性・・・

環境の変化に身を投じる方も
多いと思います。
もうすぐ元号も新しいものに変わりますね。

新たな周期の始まりであると同時に、
新たな時代が始まります。

そんな時代の変わり目に、今こうして生きている・・・それだけでも、
なんだかちょっと運命的な感じもします(^^)

変化にはエネルギーが必要なので
日本人は特に、なのでしょうか?
何か大きな変化を要求されるときには
それが億劫に感じられたり、
なるべく変わることを避けるような気持が生じるものかもしれませんが

そもそも「諸行無常」
全てが常に変化していて、
変わらないものなど何一つない
それをわかって新たな流れや変化に身を投じることがきっと、
その人らしい人生に導いてくれるものなのだと思います。

マインドフルネスの教えでも、
ヨガの教えの中にも「無常」ということや
「手放す」や「無執着」であることなどが説かれています。
それは「無関心」ということではなくて、

期待や結果にとらわれないことや
何かに執着しようとする心から自由になれた時にこそ、
胸の内にある想いや願いに改めて気付き、
純粋さや情熱に目覚める・・・ということなのだと思います。

不要なものを手放し、
新しい流れへと進んでいく
そんな時節だから
今日もまずは、体の声を丁寧に聞いてあげましょう❤️

先週のマグレブエストさんのクラスでは
そんなお話からスタートしました🌵

ご参加いただいた方は、週末夕方のひと時
良い気分転換になりましたでしょうか?

今夜も19:30より
多摩センター駅最寄りマグレブエストさんのクラスを担当しております~

今月22日、月曜の夜は
湘南台ヨガ部☆ムムクシュの
「マインドフルネスヨガと瞑想の会」開催予定です。
ご予約はinstagram(facebook)プロフィールにあるホームページURL→ご予約用バナーからどうぞ🍀(スマホでも簡単に予約可能です🙂