内臓とまったく同様に、怒りも私たちの一部です。
怒りを感じたら、自分に戻り、
自分の怒りをいたわってあげなければいけません。
「怒りよ、あっちいけ。どこかへいってしまえ。お前なんかいらない」などとは言ってはいけません。
お腹が痛いとき、「お腹なんかいらない、あっちへ行ってしまえ」とは言わず、お腹を大事にするでしょう。
同じように、私たちは怒りを抱擁し、いたわらなければなりません。
あるがままの状態を認識し、抱擁し、微笑みます。"
ティク・ナット・ハン著「怒り 心の炎の静め方」(”3.真実の愛の言葉” より)
怒りの感情が生じた時
自分の心の中に怒りを感じた時
その怒りを誰かに、
または相手にぶつけようものなら
関係や状況の悪化を招くことになるので、ひとまず蓋をして
自分の中の怒りを抑えようとするかもしれませんね。
相手の人や、周囲の人への愛情や思いやりで
怒りを抑え、なかったことにしてしまうのかもしれませんし
自分自身が責められたり、
それ以上傷つかないために
怒りや、怒りの元となる状況や理由からあえて目をそらし、
見ないようにするのかもしれません。
常に笑顔で、誰とでも仲良くできて、
何が起きても怒ったりしない人は
その朗らかさで誰からも好かれると思いますが
個人的には、
肝心な時にはちゃんと怒ってくれて、
喜怒哀楽を伝えてくれる人の方が
私は好きだったりします(ΦωΦ)
怒るからには理由がある。
怒りという感情は単体で生じるものではなく
そこには必ず、
怒りの元となっている別の感情がくっついているように思います。
根源的な感情にはっきりと気付くことで、
なぜ怒っていたのか?
自分の願いや、本当に必要としているものが何なのか?また、
渦中にある相手や誰かの気持ちなんかもだんだん見えてくるものです。
深く見つめることが
本当の意味での癒しや赦しをもたらし
和解を可能にする。
感情は、自分自身を振り回すものではなく導くものだから
怒りを感じたら
「怒りよ、ようこそ」って
自分の心に声をかけてあげるといいかもしれませんねーと、
8/20火曜夜の多摩センターマグレブエストさん、昨夜の湘南台ヨガ部ムムクシュ
「マインドフルネスヨガと瞑想の会」でも、
そんなお話からクラスを始めました。
気づきの力、
マインドフルであること、
人と人との繋がりの中に
自分が在ることに気づき
毎日、一瞬一瞬を大切に丁寧に生きること。
マットの上で過ごす時間が
マットを降りた日常をより豊かにしてくれるものだから
呼吸と体を丁寧に感じ、
今日の自分に気づく時間を
どうぞ楽しんでくださいね☺️
来月も湘南台ムムクシュのクラス第4木曜で開催予定です
(ご予約準備はこれからですが早めに書きますm(__)m)。
詳細はホームページよりご参照ください🍀