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シバヨガスタジオRYS200 自律神経の働きとYOGAの効果

「怖れは体に積もっていき、ストレスや緊張となります。

休息は、癒しのための必要条件です。

森に住む動物は、傷を負うと適当な場所を探して適当な場所を探して横たわり、

何日も完全な休息をとります。食べ物などその他のことは一切考えません。

—中略— 

人間が心配をつのらせストレスで疲れ果てたとき、

薬局に行って薬を手に入れることがよくありますが、

騒ぎ立てるのをやめるという智慧を生かすことはありません。

私たちは、自分の助け方を知らないのです。」

 

ティク・ナット・ハン著/怖れー心の嵐を乗り越える深い智慧(”怖れを変容させる実践”より)

 

 

前回のRYT200の講座の中で

自律神経のお話をしました。

 

「YOGA(ヨガ)」の語源は「YUJ(ユジュ)」。

英語では「YOKE」

 

「くびき」という、

馬や牛と馬車や牛車をつなぐ木製の道具のこと。

 

ヨガは心と身体をつなぐ一つのツールであって、

人と人のつながりや、

最終的には、「大いなる意識」との繋がりに気づき、

体現していくものとされています。

 

受講中の生徒様から、

「(ヨガのレッスン中の)呼吸と動きが繋がる感覚」の心地良さを言葉にしてもらって、

皆で共有させていただくような場面もありました。

 

元々心と身体って繋がっているけれども、

ストレス社会と呼ばれる現代において

心と身体がバラバラになっているような、

そんな状態にある人は少なくありません。

 

例えば、

私たちの意志とは関係なく体の機能を調整している自律神経系。

 

何かに頑張っているとき、集中し緊張しているようなときには、

交感神経が優位となって、

心拍数と脈拍が増加して、呼吸も早くなり、

血液は骨格筋に集まります。

交感神経の働きによって、存分に力を発揮できる体の状態が整えられるとき、

胃腸の働きは弱まり、脳波も覚醒、或いは緊張状態です。

 

逆に、眠気を感じている時、心身共にリラックスしている時には、

副交感神経が優位となって、

心拍と血圧が下がり、呼吸がゆっくりになって、胃腸の働きが活発になります。

 

こうした時にこそ、体のデトックスの働きが促されて、

脳波はアルファー波や、まどろみの意識へと変化し、体が持つ治癒力が促されていきます。

 

原始的な時代では、

大きな獣などの敵に遭遇した時などに、

交感神経の作用によって

戦う、或いは逃げるなど、

身を守るために必要な体の準備を整える役割を担う自律神経の働きですが、

 

現代の人は昼夜を問わず忙しくしていたり、

日常における様々なストレスから緊張状態にある時間が長くなって、

自律神経のバランスを崩しやすくなっています。

 

身体や心が「サイン」を発していても、

それに蓋をするようにしながら頑張り続けているうちに、

身体や心に何らかの変調が現れてしまう人を、私自身沢山見てきました。

 

心と身体は元々繋がっていることを、

思い出していく。

 

ヨガの練習には

そんなプロセスも含まれています。

 

ヨガを学ぶ人が、

本来体が持っている癒しの力を呼び覚ます機会を、大切な人、

これから出会う人に伝えて

広がっていくと良いなと思います(^-^)

 

シバヨガRYT200受講生の皆さんへ

解剖生理の対面講座は、

解剖学、生体力学、生理学の3回が予定されています。

 

事前のビデオ受講の方は進んでいらっしゃるでしょうか?

自律神経系の働きにについては、

生理学のビデオ動画の他に対面クラスの方で、

ヨガや瞑想がもたらす心身への効果についても更に学びを深めていきます。

 

解剖学では、専門用語などの基礎知識と合わせて、

柔軟性を効果的に高める方法やエビデンスについて。

生体力学では、解剖学的視点から見た怪我をしないアーサナ練習についてを中心に学んでいきます。

 

解剖生理のビデオがボリュームが大きく

大変だと思いますが(^_^;)

対面クラスの際理解が深まるよう、

事前に動画受講を完了しておいていただけると嬉しいです。

 

講師共々、一緒に楽しく学んでい行きましょう☆

 

shoko

 

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