· 

12月より火曜日朝の瞑想のクラススタート(多摩センターマグレブエスト))

「仏教で〈気づき〉の瞑想をするのは、感情を抑圧するためではありません。

瞑想を通して感情の世話をし、慈しみと非暴力の姿勢でそれを見守るためです。

(中略)

意識的な呼吸で〈気づき〉を培い、保ちながら、心に固まりや葛藤が生まれるたびにそれらを意識してください。

母親が子どもを両腕に抱くように、愛情を込めて迎え入れるのです。」

 

(ティク・ナット・ハン著 

「ブッダの〈気づき〉の瞑想」”〈気づき〉のエクササイズ”より)

 

 

今月から、毎週火曜、朝の10:30~11:30で

「朝ヨガ&メディテーション」

というクラスが始まりました。

(多摩センターのマグレブエストさんにて)

 

 

いつもは”ホットヨガ”のスタジオですが

朝一は”セミホット”のクラスになり、

程よくあたたかい環境で

ちょうどよいかなぁと思い、私から提案させていただいて

12月3日がその最初の日でした。

 

 

人の思考は常に流れ続ける特性を、

元々持っています。

ただ坐って目を閉じると、

色々なことが頭に浮かんでくるものではないでしょうか?

 

この後の予定、

電車の時間、

つい先日誰かに言われた言葉、

色々な事が頭に浮かんでくるのは

ごく自然なことかもしれませんね。

 

不安の強いとき、

疲れている時、

感情が不安定なときほど

思考の流れは

止まらないものです。

変わらない過去や見えない先の不安が

頭の中でぐるぐると回り、

不安や恐怖、怒りといったネガティブな感情を知らず知らずのうちに

更に強くしてしまうかもしれません。

 

 

瞑想は、

この思考の流れを止める練習をします。

 

 

自分の呼吸や、

座っている(あるいは横になっている)

自分の体を意識的に丁寧に感じながら

過去や未来に彷徨わせず

「今」というこの瞬間に

意識を置くように努めます。

 

体を動かずヨガの場合、

動きの中で

体の状態に気づくことができます。

 

左右差や、痛みやコリのある場所。

 

体の緊張、筋肉の収縮と

そして

伸びたり、緩んだりする感覚。

 

 

「良い」や「悪い」といった判断は

あくまでも自分の意識が生み出すものなので、そういうものもなるべくくっつけず

 

あらゆるすべての感覚を、

ただそのまま、

あるがままに感じることを大事にします。

 

人の脳は、

元々否定的なイメージに対し本能的に

ストレスを感じるようになっているので、

痛み、違和感、

自分の理想とは異なる感覚には

つい無意識に蓋をしてしまいがちですが、

 

そこをしっかり感じて受け止めることこそが、一つの修練です。

 

 

内側の声を丁寧に聞き、

自分にとって最善の選択をすること。

愛情や慈しみの気持ちをもって深く見つめ、

気づき、受け止めること。

 

マットの上ではそういう練習をします。

 

 

先日は第一回目ということもあり、

自宅でも実践できるような

基本的なヨガの動きと代表的な呼吸法、

そして

静座瞑想へと進めました。

 

「寝ちゃったわ」という方も

「すぐに集中した感じに入って気持ちよかった」等、

それぞれ感想を教えていただけたのも

嬉しかったですねー( *´艸`)

 

ありがとうございます。

 

週替わりで

またちょっと違う瞑想なども

ご紹介できればと思います。

 

 

#ヨガ #マインドフルネス #マインドフルネスヨガ #マインドフルネス瞑想 #瞑想 #InterBeing #相互存在 #八王子 #町田 #多摩センター #湘南台 #町田駅