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「月のサイクル」と「諸行無常」

「私が理解と愛のまなざしで自分を見つめられますように

 

私が自分の中に喜びと幸せの種を認め、触れられますように

 

私が内なる怒り、貪欲、錯覚のみなもとを見きわめ、見つめられますように」

 

ティク・ナット・ハン著/和解-インナーチャイルドを癒す

『慈悲の瞑想の実践』より

 

 

1月29日金曜日は、満月の日。

 

月がまぁるく満ちる満月は、

「満了のタイミング」。

これまで積み重ねてきたものや、積み上げてきたものが一つの満了を迎え、

そこからだいたい2週間後に訪れる次の新月のスタートに向けて

断捨離を始めたり、

不要な環境や人間関係を整理するとか

「やめようかなぁ」と以前から思っていた習慣を手放す等、

不要なものを手放していくのに

良いタイミングとされています。

 

人の運気や世の中の流れといったものも

2月2日の節分を境に変化すると言われていて、

節分という一年の節目を迎える数日前に

満月によって、一つの満了の日がやってくることになりますが、

 

年明けから皆さんそれぞれに、

何かしら人や環境など

何かしら変化などありましたか?

 

私事ですが、

今月いっぱいで手放すことになった仕事が一件あって、

そのお仕事の最終日が満月の日に重なっていて

 

”おぉ、お月様の満了のタイミングに重なったなぁ”

 

と胸の内でつぶやいていました。

 

手放すのにも、エネルギーが必要だったり、

胸苦しいような、

もの悲しいような、

寂しいような、

 

痛みや辛さを伴うことも

あるかもしれませんね。

 

人生を在るがままに受け入れるとはやはり難しい修練ですが、

 

「諸行無常」

 

という言葉の通り、

全ては変わりゆくもの。

 

変化の中にあって私たちは経験し、

無駄なことは一つもなく、様々なことを学んでいます。

 

手放すことで、新たに入ってくるものがあったり、

今よりもっと自分らしくなれたり、

今よりも幸せや可能性を感じることだってある。

 

「ありがとう」

と胸の中でお礼を言って

感謝をして手放せば、

わざわざ罪悪感を感じることもなく

明るい気持ちで前に進めます。

 

予期せぬ出来事で翻弄されるように辛い思いをしていたとしたら、

頑張った自分を褒めてあげて、

これまでのすべての経験、

人や環境・・・

 

全部に「ありがとう」って言って、

前に進んでくださいね(^-^)

 

 

先日のクラスではそんなお話をしていました。

 

 

皆さんのご協力があって

感染対策をとりながらヨガのレッスンを開催することができています。

皆さんそれぞれに事情があったり、

日々思うこと感じることは様々かと思います。

 

正しい知識を持って、今できる感染防止策を実践しながら、

免疫力を向上し、

病気に掛からないように備えることや、巣ごもり生活によって

今後増加してくることが懸念される生活習慣病を予防していくこと、

心の健康を保つことなどに貢献出来たらなと思いながら

お仕事させていただいています。

 

今日はお家にいようかな、って思ったり、

ご家族と過ごす時間を優先したり、

日々の選択は

皆さんにとって良いと思える方法を

選んでいただければなと、

思ったりします。

 

「病気に罹らないこと」「健康であること」

ただそれだけでも、

今はとても大きな社会貢献になる。

 

大変な思いをしながら

医療現場に身を投じている

医療従事者の人の力になれる。

 

誰かを思いやる気持ちや

慈しみ心をもって過ごすだけでも、

脳内のオキシトシンが増加して、

免疫力向上に功を奏します。

 

ポジティブな祈りによって

良いサイクルが生まれるといいなぁと思います。

 

明日は(というか今日?)また一段と寒くなりそうですが、

どうぞお体にお気をつけてお過ごしください。

 

 

 

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