「ストレスは、人生のスパイスである」
ハンス・セリエ（生理学者）
先週3月20日祝日、カルド元住吉のクラスでは、
「アロマリラックスヨガ～免疫力アップと風邪予防～」
というクラスを開催しました。
アロマオイルは、
・レモン
・ラベンダー
・ゼラニウム
・ヒノキ
の4種類をブレンドしました。
レモンの精油は殺菌作用、抗ウイルス作用があり、
空気をきれいにする効果の他、胃腸の働きを促し、消化器系の不調を整える効果があります。
さわやかな香りなので頭をスッキリとさせて、気持ちを明るくしてくれる香りです。
ラベンダーは、自律神経を調整しリラックスさせてくれる香りで安眠の効果にも優れていますが、
それだけではなく抗菌、抗炎症、鎮痛作用や、
末梢血管を拡張し血液のめぐりを良くしてくれる効果などもあります。
ゼラニウムは、リラックス効果に加えてホルモンバランスを整える効果があり、
PMSや更年期などによる女性特有の症状の改善にとても良いとされています。
ヒノキの精油は、甘さとスパイシーさのある木の香りで心を穏やかに鎮静し、
また血行を促し体を温めてくれます。防虫効果の他抗菌、消臭効果が高く空気をきれいにしてくれます。
ブレンドすると
一瞬何の香りかわからない、不思議な感じもあって面白いですよね(^-^)
効果としては
空間の浄化＋内臓の働きを整えることを期待したブレンドでした。
クラスが始まって15分ほど経った時に、
地震の揺れを感じました。
幸い、そう長引くものではなかったですが、
お客様によってはとても不安を感じられたかもしれません。
仰向けの姿勢で呼吸法を行うところから再開し、
少しずつ呼吸を深くしていって、
胸が大きく膨らんでいるのを意識してもらうようにお伝えしました。
一呼吸の長さを、呼吸ごとにだんだん長くしていくと、
「肺ってこんなに膨らむんだなぁ」と、
ゆっくりとした呼吸のリズムの中で気が付いたりします。
浅い呼吸を続けていると
肺の中の一部には古い空気が残った状態となり、
呼吸の効率が悪いことによって呼吸の浅さ、速さといった反応が起こるので悪循環となりますが、
体の緊張を丁寧に緩めて、
何にも制限のない状態でゆっくりとした呼吸を行うことで
肺の中の古い空気が新鮮な空気と入れ替わり、
呼吸の質が良くなることで
脳波に良い変化が現れます。
呼吸法によって脳に良い変化が出てくることで、
安定感や安心感が生まれ、
内臓の働きが整い、
体が本来持っている自己治癒力が高まります。
準備が整った状態でヨガのポーズに入ると、
体が持っている働きも引き出されやすくなり
心地良さを感じる事が出来ますよね。
いつ、何が起こるかわからない。
それは緊急時のみに限らず、
全ての一瞬一瞬にも同じことが言えます。
ギュッと身構えるとき、
恐怖や不安は脳を緊張状態にして、
ストレスとなって心身に影響を与えますが、
そういったときにもこの呼吸法が役立ちます。
生きるものには必ず「死」というものがいつかは訪れる
にもかかわらず、世の中には命の尊さを見いだせない人もいますが、
呼吸をしていることも、
太陽の光や温かさ感じることも、
ただそれだけで実は奇跡的で、幸福を感じる要素だったりします。
危機的状況に直面した時、
落ち着きや前向きさを取り戻す方法の一つとして知っておくと、
自分自身や周りの人を助ける力につながります。
そんなお話をしながら、クラスを進めました。
先週は春分の日で、運気というものも新たな流れへと切り替わるタイミングでしたね。
週明けには満月を迎えます。
今日の夕方のレッスンでも、心地よく体を動かしていきましょう☆
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