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ご先祖様とマインドフルネス

「この本では、

この”やっかいごとだらけの人生”を

まるごと抱きしめてしまうという方法を

お話ししていきます。

まるごと抱きしめてしまうことができれば、

次々に訪れる人生の嵐になぎ倒されることなく、

力づよく生きていくことができるのです。

そのためには、

まず自分自身と世界を新しい視点でとらえる方法を学ばなければなりません。」

 

J.カバットジン著/マインドフルネスストレス低減法

(「プロローグ”やっかいごとだらけの人生”をどうやって生きるか」より)

 

 

5月9日(日)今日は母の日でしたね。

 

YouTubeライブレッスンでは、ご先祖様とマインドフルネスのお話をしました。

 

 

https://youtu.be/MOCszt9-XEY

誰しもいつかは死という瞬間を迎えること。

 

死なない人はいません。

 

死んだ人はその存在が全くなくなってしまうのか?

 

私たちは

ご先祖様のお墓参りに行く習慣があります。

 

体という、形のある存在から、形のない状態へ帰っていく。

 

つまり、死ねば今の人生を生きている体はなくなりますが、

存在そのものはなくならないということです。

 

ヨガや仏教の教えでは、輪廻転生のお話も出てきます。

 

また新しい命をもらって生まれ変わるわけですが、それは業=カルマによっても左右されます。

 

生まれ変わることがないこともあれば、人間ではないものに生まれ変わることもある。

 

いずれにせよ、

沢山の繋がりの中に生かされている、ということです。

 

沢山のご先祖様が命を繋いでくれたからこそ、

今の自分がこうして生きている。

 

自信がなくっても。

誰からも必要とされていないんじゃないかって、感じたとしても。

今、とても孤独で苦しかったとしても。

 

ご先祖様は、生まれてきて欲しかった

ということです。

 

私も、

 

あなたも。

 

私が子供のころ、

母がお酒を飲んで酔っ払うと出てくる

母の口癖の一つが

「あんたがいるからお母さんがどれだけ苦労していると思ってるの」

で、その言葉と同時に、

母の平手がよく飛んできました。

 

これに慣れてくると、いつでもすぐ逃げられるようにと、

子供部屋の窓の近くにスニーカーを隠すようになります。

うまく逃げられればぶたれることは一時的に避けられましたが、

夜道を走りながら、後ろから聞こえてくる母の叫び声を聞いて

生きた心地はしません。

母がいったん眠ってしまうまでは、適当に人気のない階段とかで

ただ座って時間を潰していたことも、

忘れることはありません。

 

色々あったけれど、

足枷のように重くのしかかっていた母の言葉は、

ご先祖様の存在を意識できたことで

とても軽くなりましたし、

 

26歳で私を生んで、

それ以前に2人幼子を亡くしていて、

29歳で九州の実家に出戻って、

一人で私を育てることになった母は、

私が知る限りそんなに強い人ではなかったし、

大変だったろうねって、大人になって気づくようになりました。

 

私が子供のころから潜在的に心に抱えていた

「必要とされていないなら、生まれてこなければよかった」

という考えは、

 

自分のことしか見えていない、視野の狭い状態によるものでもあって、

この広い世界を

思い込みや固定概念にとらわれずに深く見つめれば、

受け止め方は変わっていくということ、

色んな学びや、これまでに出会ってきた沢山の人の存在があったからこそ、

気づくことができたんだって、

改めて思ったりします。

 

「ご先祖様は、

生まれてきて欲しかったんだよ、あなたに」

 

私と同じようなことを心の奥に抱えている人がもしも傍に居たら、

 

できれば教えてあげてもらえると嬉しいです。

 

今日はそんなお話をしました。

昨日、5月8日が母の命日で、

YouTubeの撮影が終わった足でお墓参りに行きました。

良い天気で、見晴らしが良くて、

供えられているお花や樹木葬エリアの木々の色が鮮やかで、

気持ち良かったです。

後から墓地に来ていた方たちが

「お風呂が好きだったからねぇ」って

言いながら、

墓石にお水をかけていてほっこりしました。

 

ついででセルライトを落としたい人に良い白湯の飲み方についても、

ちょこっとお話ししました。

 

来週も楽しく心地よく、お伝えできればと思います☆

 

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